グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

股関節周囲(鼠径周辺部)の痛みの総称です。未だにに診断・治療の困難な問題となっています。慢性化しやすく、サッカー選手に多くみられます。まれに剥離骨折・疲労骨折・鼠経ヘルニア(脱腸)を認める場合がありますが、そのような器質的疾患がない場合には、整骨院・接骨院の保存療法が効果的です。

筋肉の緊張・拘縮を取る物理療法・低下した筋力へのトレーニング・腰~下肢の可動域や協調性を高めるトレーニングが必要になります。

腰から下半身のケガや痛みは、体全体のバランスが崩れるので、そのような状態では無理にプレーを続けない事も重要です。痛み等、身体に不調を感じたら早めに医療機関で検査・診察を受けるという判断がアスリートには必要です。

 

 

2020年01月26日