マスク着用による熱中症にご注意ください

マスクの着用時は、体内に熱がこもりやすくなり、マスク内の湿度が上がることで、のどの渇きに気付きにくくなります。また、外出の自粛による運動不足から、例年に比べて熱中症のリスクが高まっていると言われています。

当院では常時換気と合わせてクーラー・扇風機で適温になるよう設定しています。

●熱中症の予防法

・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
・保冷剤や氷、冷たいタオルなどで、体を冷やす。
・こまめに水分を補給する
 喉の渇きを感じる前に水分補給をするよう心掛けましょう。カフェインを多く含むコーヒーや緑茶、アルコール類は利尿作用がある為水分補給には適しません。水分と共にミネラル分も補給できる飲み物をとりましょう。

●熱中症の症状
熱中症の症状には次のようなものがあります。

めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い。
頭痛、吐き気、おうと、けんたい感、虚脱感、いつもと様子が違う。

重症になると・・・

返事がおかしい、意識消失、けいれん、体が熱いなど

●熱中症が疑われる人を見かけたら

・涼しい場所への移動する。
・冷却・・・衣類を緩めたり、薄着にして楽にさせる。水をかける、風を送るなどして体を冷ます。
・水分・塩分の補給・・・スポーツドリンクや経口補水液、食塩水を飲ませる。
・医療機関へ運ぶ・・・自力での水分補給ができない、意識がはっきりしない場合は急いで医療機関へ搬送する。

熱中症の応急処置マニュアル(環境省

2020年05月24日